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栗属の植物はいろんな種があるが、韓国の在来種には中国種と韓国種がある。中国種は粒が小さくて内皮を剥きやすい上、甘みがある。品質が優良であるが、害虫であるクリタマ蜂に対する耐虫性が弱いので栽培には適していない。このため最近では韓国で栽培している品種は国内外の在来種のうち、耐虫性のある優良品種と日本で育成された耐虫性優良品種であり、その主な品種は次の通りである。 |
山大栗 (中部6号) |
京畿道広州郡で選抜、検定されたもので、樹勢が旺盛でクリタマバチに対する耐虫性が良く、胴枯病に強い。一粒の平均重量は17~22gで、加工に適している。熟期は9月20日頃である。 |
| ジャンウィ栗 |
ソウル林業試験場で選抜されたもので、クリタマ蜂に対して耐虫性を持っており、胴枯病に強い方である。一粒の平均重量は18.8gで中生種である。 |
| スンソン栗 |
樹勢が強い。一粒の重量は18g程度で糖度は低い。熟期は9月20日頃である。 |
| サンリム栗 |
樹勢が強い。一粒の重量は20g程度である。糖度は高い方であり、熟期は9月20日頃である。 |
ジュンフン栗 (中部17号) |
樹勢が強い。一粒の重量は15.5gである。実は三角形で、紫色を帯びた褐色である。熟期は9月20日頃で中生種に属する。 | |
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| この他にも国内の在来品種に広州オル栗(中部7号)、玉光栗(中部18号)、サンソン栗(中部26号)、ベクジュン栗(ジャンアム系)、抱川B1号などがあり、日本からの導入品種として丹沢、筑波、大和早生、伊吹などがある。 |
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| 栗の生産地ほど国外で栽培される栗の種類も様々である。韓国栗と中国栗、そして西洋の栗、アメリカ栗などが代表的である |
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| 中国栗<中国栗は板栗、茅栗、錐栗など、大きく3種類に大別されている。> |
板栗 (Castanea mollissima) |
- 通称天津栗と呼ばれ、中国で一番多く生産される品種である。
- 果実は小さいが果肉が多く、糖度が高くて甘みが強く、渋い味を出す内皮が良く剥けるので焼き栗として大量に消費されている。
- 韓国では平壌薬栗と同一の品種である。
- 華北系は粒が小さくて、華南系は粒が大きく、日本に輸出されるのは華北系である。
- 主産地は万里の長城を中心とする南北の山岳地帯で、河北省、河南省、山東省、陜西省などで、日本に輸出される栗の殆んどは河北省、河南省などが主産地である。 |
茅栗 (Castanea seguinii) |
- 背の低い栗の木(9m)の堅果で、直径が1~1.5cmに過ぎない。
- 中国栗の台木として利用されている。 |
錐栗 (Castanea henryi) |
- 27mの高木から収穫され、市販用として使われている。 | |
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| 西洋の栗の原産地は西アジア、南部ヨーロッパ、北アフリカであり、現在はフランス、イタリア、スペイン、ポルトガルなどで栽培されている。果実は韓国栗より若干小さくて果実の甘味は中間ほどであるが、品質は極めて良く、マロングラッセの製造に最も良いと言われている。 |
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| アメリカ東北部が原産地のアメリカ栗は開花時期は6~7月で、果実は食用としても利用されるが、粒が小さいのが欠点である。いが(毬)の中に2~3個の栗が入っており、直径は1.5~2.5cmである。味は西洋の栗より美味しいと知られている。 |